日本テキーラ協会とは?Japan Tequila Association
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「罰ゲームのお酒」と言われていた日本のテキーラ市場に、それ以上のテキーラの魅力を伝えようと2008年に東京で発足しました。
創始者で会長の林生馬は東京生まれですが、18歳の時にアメリカ・ロサンゼルスの大学の映画学部への入学を機に移住。
ロサンゼルスはメキシコ文化が色濃く、世界でも世界で最もテキーラを消費する街です。ロサンゼルスにて18年間エンタテイメントビジネスに携わり、ショーンコネリー主演「ライジング・サン」の映画製作が最初の仕事でした。
そのクランクアップの打ち上げで、ショーンコネリーから注いでもらったテキーラが初めての一杯でした。
一滴もお酒が呑めなかった林は恐る恐るでしたが、バニラのような香りとミルキーな飲み口に魅了され、飲酒で起こっていた頭痛もせず、二日酔いにも全くならなかったのです。
エンタテイメントビジネス界には俳優・スタッフともにテキーラ好きが多く、楽しい呑み方を良く知っていました。
1992年のことでした。 -
映画「ライジングサン」のスタッフ写真
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それから幾度となくハリスコ州テキーラに通い、訪れた蒸留所も80を超えた頃にテロが起こりビザ更新ならずに日本へ帰国。
しかしプレミアムテキーラの文化は日本にはほとんど伝わっておらず、テキーラと言えば一気飲み、罰ゲームというイメージばかりだったのです。
それだけでなく、味わいの違いをじっくりと楽しむ呑み方も紹介したく、2008年7月に日本テキーラ協会を設立いたしました。 -
交流の深いテキーラアンバサダーの
フリオ・ベルメホ氏と
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日本初のテキーラ専門書となった「テキーラ大鑑(廣済堂)」を書きあげ、単発のセミナーを開始。
2011年1月より、テキーラをより深く勉強したいというご要望から「テキーラソムリエ講座」を開講し、その後「テキーラ・マエストロ講座」に改称しています。テキーラ・マエストロ講座には、バーテンダーはもちろん、テキーラファンの皆様、輸入社、酒販店や、芸能界の著名人やミュージシャン、直木賞作家、オリンピック金メダリスト、アナウンサー、またモデルやCAの方々も多く受講されています。
東京オリンピックも控え、近年テキーラの素晴らしさが急速に広まっています。
皆様のお力で、今テキーラの新しい方向が見えてきたところです。 -
プレミアムテキーラは上質なアガヴェから
林生馬Hayashi Ikuma
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日本テキーラ協会会長
グラン・マエストロ・デ・テキーラ1968年東京生まれ。
カリフォルニア州立大学で映画を学び、20世紀フォックス社にて映画制作スタッフとして活躍。
ハリウッド・ビジネスの中枢で活動中に周囲の影響からテキーラに出会う。映画スタッフらをはじめ、ショーン・コネリーや北野武監督らとテキーラを酌み交わす経験を得て、テキーラの最先端の飲み方およびテキーラブームの到来を目の当たりにする。
訪れた蒸留所は80を数えテイスティングした銘柄は100を超える。テキーラ蒸留所のスタッフやテキーラ・アンバサダーとの親交も深く日本へ帰国後2008年7月に「日本テキーラ協会」を創立。
メキシコ大使館やFOODEXをはじめ、日本全国の会場でテキーラの講習会を行い聴講者は6000名を超える。
2011年、メキシコ大使館にてCRT(テキーラ管理評議委員会)より表彰。TVやラジオ、新聞、雑誌など各種メディアへの出演多数。